ヒエラルキーのない牧歌的なソーシャルネットワーク

新たなソーシャルネットワークが出てきましたね。「state」というサービスです。

「state」をリリースしました|qanta
ソーシャルネットワークサービスをつくって公開したので、リリースとして文章を書いてみます。 今のソーシャルメディアに対する自分の考え方とか、どういう感じで開発してたのか、みたいなことはいろいろあるんですが、そのへんはサービス利用する上で関係な...

この「state」の特徴は

  • 最新の投稿しか表示されない。1人1投稿のみ。過去の投稿は最新のものに上書きされる。

  • 文字数は100文字が上限

  • フォロワー数やいいね数など、数字の影響力を完全に排除

  • 読まれていることや、クリックされたことはわかる仕組み(画面上に、しゅわわわわ〜と泡のような表示が流れて、わかるようになっている)

  • 現在は招待制

といったところ。

私も御縁があって招待いただいたんですが、非常に気に入っています。

まず、最新の投稿しか表示されないことで過去の投稿を詮索されることもなく、「いま」を生きている感じがします。過去の投稿が読めないということで、炎上リスクも排除されてますね。

旧Twitterの極初期での「○○なう」しか読めない、と思っていただければ。

読まれたり、クリックされたりしたことが、画面上に泡が上がってきて、ふんわりとわかる仕組みも穏やかで良いですね。

数字の優劣を徹底的に排除すると、こんなに安心して、ストレスなく使えるものなんですね。こういう仕組みで、ヒエラルキーを排除されています。数字を追うのも疲れてしまいますしね。

最近では「しずかなインターネット」(略して、しずイン)も同様の思想で設計されているのかと思います。

しずかなインターネット
日記やエッセイを書くのにちょうどいい、文章投稿サービス

既存の大手SNSは、「ソーシャル」という文字通りり、他者との交流を前提に設計・運用されていて、他人の目を気にしての投稿が多いかと思いますが、stateやしずインのように、自分にフォーカスできるサービスって、使ってみると、本当に気持ちが良いものです。

自分自身に視線を向けて、「いまを生きる」感覚が大切な時間になるんじゃないかな〜と思っています。

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