自分に矢印を向ける

タイトルは、どこかで誰かがつぶやいていた言葉だったような気がするんだが(あやふやすぎる)、私も、もっと自分自身を見つめ直して、労わろうと、思っている。

社会人になって以降は、職場だったり社会で他人との関係性が強くなって、「他所様に迷惑かけちゃいけない」と思い始めると、周りの人の顔色をうかがいながら、嫌われないようにして生きてきた。世間体だったり、世の中の「常識」だったりを気にして生きてきた。振り返れば「誰かのために生きて」きた社会人生活だと思う。

もちろん他所様に喜ばれるような仕事をするのは、自分のモチベーションにもなるし、感謝されると嬉しい気持ちで心が満たされた。

ただ、裏を返せば、相手の気持ちや言動にいちいち左右されてしまう、ということでもある。それは正直、疲れてしまうことも多い。

社会の常識や価値観に合わせて生きていくのも、なかなかしんどくなっている世の中である。(そもそも常識とは?と考えてしまう。)

余談だが、インド人は子供に「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教えるそう。この考え方のほうが、気持ちがラクになる。

そして相手や社会に合わせすぎていくと、その相手への依存度も強くなるし、もしその相手が自分の前からいなくなった場合、さて自分にはなにができるのだろう、なにを創り出して生きていけるのだろうかと考えることが多くなった。

自分の「幸せ」ってなんなんだろう、と頭の中でグルグル考え始めると、メビウスの輪のごとく、終りが見えないが、最近思うのは、「もっと自分自身を優先したらいいんじゃない?」と。

どなたかの投稿で、こういう書籍もあることを知った。

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他所様のために頑張ることも大事だけど、自分自身に矢印を向けて(目を向けて)、自分が幸せに感じること(行動だったり時間だったり)をもっと増やすことで、心の充足感が得られそうな気がしている。

自分の選択が人生を作り上げていっているのであれば、自分の心に素直になって物事を選べば良いのでは。そんな気がしている今日この頃である。

もっと自分の気持ちに素直になろうと思う。

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