最近は週末に日本酒を飲んでいる。といってもかなりの下戸なので、お猪口一杯かワイングラスに10%程度の量しか飲めないんですが。
今回は、仙禽という銘柄のグリーンナチュールをいただいた。
仙禽は、近頃のモダン日本酒ブーム(?)の中でも人気の銘柄のよう。
最近よく行っている日本酒店の方からも「仙禽、飲みやすいですよね〜」と言われるぐらい、日本酒初心者にも合うようである。
精米歩合は90%、日本酒の度数は10度と、アルコール度数も軽く、確かに飲みやすいお酒だ。
精米歩合が90%ということで、あまり酒米を磨かずに上澄みの貴重な部分をお酒にしているようだ。
初めて飲んだときは、「なんだか玄米の味っぽいな」。飲み進めていくうちに、すっきりとした少し酸味のある味で、アルコールがツーンと鼻にくるようなことはない。初心者でも非常に飲みやすい日本酒だと思う。
しかし、今回の大発見は「和食にとても合う」お酒だということ。
今回、鯛めしを食べながら、合わせて飲んでみると、あっさりしている味の鯛めしの「出汁の味」がじんわりと口の中に広がり、鯛めしの繊細な味付けを味わうことができた。
日本酒とのマリアージュでこういう経験は初めてだったので、いたく感動してしまった。
鯛めしという繊細に味付けられたご飯の旨味を引き出してくれる日本酒があるんですねえ。本当に、幸せを感じてしまった。
こういう飲み合わせで新たな発見や感動があると、日本酒沼から抜けられなくなるなあ。
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