あちらこちらで梅の花を見かけるようになった。梅の季節だ。
家の近所にも、いくつかの場所で、梅の木があり、今日は花を愛でに歩き廻ってきた。
これは白梅。白く可憐な花で、乙女のようである。
こちらは紅梅。紅というよりもピンク寄りの色。梅の花というと、紅梅をイメージすることが多いかもしれない。この紅梅は、雄しべが伸びすぎてて、ゴジラVSビオランテに出てきた新怪獣ビオランテのようにも見える。
写真の腕前が悪く、うまくは撮れていないが、蝋梅である。蝋梅が生っている木はあまりなくて、毎年、蝋梅がどこで見られるかと探していたが、案外、近所にあったのだ。
蝋梅はとにかく香りが良く、ついつい花のそばで匂いを嗅いでしまう。甘くて良い香り。
「蝋梅」と、梅の漢字がついているが、実は梅とは種類が違うらしい。蝋梅はロウバイ科で、梅はバラ科サクラ属とのこと。へええ、今まで全く知らなかった。調べてみて初めて知ったな。
蝋梅(ロウバイ)とは?名前の由来や花言葉、育て方、剪定方法、香りの魅力
蝋梅(ロウバイ)の花をご存じですか?花の少ない季節に香りの良い花を咲かせてくれる庭木です。蝋梅(ロウバイ)の名前の由来や花言葉、育て方、剪定方法、香りの魅力や英語の名前まで、詳しく紹介します。
通りすがりの御婦人からは、蝋梅がもっと多く生っているところを教えてもらったので、今度行ってみようと思う。
若い頃は、梅の花を見に回るなんて、爺くさいと思っていたが、こういう季節のめぐり合わせを感じることで、心が豊かになれるものだなあ、これも悪くないな、と思い始めている。
自然の大きな移り変わりの中で、人間も生きている、生かされている、と思うと、小さな悩みでクヨクヨするのも阿呆らしくなってくるのである。
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